ぱらぱらブログ

何ともない日常から何かを発見するため、頑張って更新したいです。最近はバイクの整備記録ブログと化す。

アドレスV125 O2キャンセラーを自作しよう

 

インジェクションセッティングで煮詰めていくうえでどうしても気になるのがO2センサー。いくらFIコントローラでセッティングをしても、O2センサーがセッティングした分を無理やり補正してしまうんです。

 

フィードバック から引用

電子制御燃料噴射式のエンジンは空燃比フィードバック制御が行われている。現在多くの車に採用されている三元触媒は空燃比が理論空燃比付近の時だけ排気ガスの浄化が可能だ。CO、HC、NOxの3種類の有害ガスを一度に浄化するには空燃比を理論空燃比付近に常に保つ必要があるのだ。これを実現する為に設けられたのがO2センサーだ。(もちろんリーンバーンとか直糞ガソリンエンジンは別の話になる)

O2センサーは排気ガス中の残留酸素の量を測定している。空燃比が濃ければ残留酸素は減少し、薄ければ増加する。この酸素の量に応じて起電力が変化しセンサーは0~1Vの間で電圧を変化させる。この電圧変化は理論空燃比を境にして大きく変化し、理論空燃比よりも薄い場合は0V、それよりも濃いといきなり1Vくらいの電圧を出力する。これによってECUは濃いか薄いか判断してフィードバック補正係数を変化させる事で常に理論空燃比付近になるように制御している。

 

そこで必要になってくるのがO2キャンセラーです。

 

KOSO デジタルメーター モンキー F1 PCX125 Mini3デジタル空燃費計

それを自作するに至るきっかけになったのが、このkosoの空燃比計の説明書

 

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販売サイトだとモンキー用とかアドレス用とか、別で売られてるけど、説明書見てる限りだとハーネスが違うだけで、メーターは同じものなのでは??ということです。

 

上で引用したように、O2センサーは酸素濃度に応じて0~1Vの電圧を出力しているらしく、実際に空燃比計に直接0.1Vの電圧を流してみた所、おおよそそれらしい数値も出た。

 

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ここから電圧を1V近くまで上げると空燃比計は12近い数字(つまり濃い)を表示する。

 

それと、O2センサーについてこんなグラフも見つけた。

 

今月の実践!整備事例

http://www.jaspa-oita.or.jp/jissen/2011/10/imgs/img01.gif

 

上のは自動車整備のサイトですが、電圧変化を見てもバイク用も自動車用も同じ。

つまりO2センサーは車種を変えてもほとんど変化がないということだと思います。

 

ここまできたらO2キャンセラーが如何に単純なものか、分かってくると思います。

O2センサーにフィードバック制御をさせないために、ECUに空燃比14.5(電圧で言うと0.5V)くらいの信号を常に送ってあげればいいだけの話です。

 

で、作ったのがこちら

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アドレスのO2センサーのハーネスを切断して、乾電池を繋いでいます。

乾電池をそのままつなぐと電圧が高すぎるので、抵抗をかませて分圧します。

 

keisan.casio.jp自分は乾電池から電圧を取り出しましたが、乾電池だと充電がなくなる心配が常にあるので、本当ならアクセサリー電源から分圧して0.5Vを取り出すのがベストでしょう。

 

アドレスのO2センサーは 白=プラス 緑=マイナス になってるみたいです。

 

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自分は間違えて0.1V(空燃比16くらい)で分圧してしまいましたが、どうもアドレスは極端に薄いor濃い状態でなければ補正は働かないらしく、無事O2キャンセラーとしての機能を果たしてくれました。

いままでは空燃比計がL(薄い)を指すと燃料を補正している動きがあったのですが、これを付けたら薄ければ薄いまま!息つきする!!つまりO2センサーが働いていないということ!

これならO2センサー内臓の車種なら何でも使えそうですね。いい勉強になりました。