AD02 ラクーン nsr用マフラーを無理やり取り付ける
先日エンジンが死んだラクーンですが、その焼き付きの原因というのがおそらくマフラーからの排気もれ。
2stは排気ガスをマフラーからシリンダー内にもう一度戻す構造になっています。その混合気が戻るときに外気を一緒に吸い、薄くなって焼き付いたのではないかと予測しています。
実際、焼き付く前のマフラーの付け根からはオイルが垂れていました。
原因はガスケットの使い回しと、それ以上に決定的なのがマフラーがシリンダーにきちんとはまっていなかったこと。
自分のラクーンのシリンダーですが、今ついているのがmb50用のシリンダーなんです。付くことは付くのですが、排気の出口角度がびみょ~に違ってマフラーがちゃんと付かないみたいなんです。これ以上押し込むのはマフラーがフレームに干渉して無理です。
どうしようかと迷った結果…nsr用のマフラーを取り付けることにしました。
ラクーンとns系のシリンダーは排気口の形は同じ。ですが角度が80度?くらいズレてる。そのまんま取り付けると訳のわからない方向にマフラーが付くので、使い物になりません。
社外のマフラーなんかでは取り付け部のフランジがフリーになってて、角度が変えられるものがありますがあれも基本的にダメ。ブレーキペダルに干渉してしまいます。
そこで、マフラーを延長してブレーキペダルの干渉を回避&取り付け部の角度を変えます!!
使用したのはホームセンターで適当に見つけてきた鋼管。調べてみるとガス管用らしい。マフラーも排気ガスだしOKでしょ。
こいつをグラインダーでカットして、マフラーとニコイチ!
想像以上にサイズがぴったりだったので耐熱ガスケットのみで繋げてます。
ステーで無理やり装着。
で、走ってみると普通に走る!もともとのマフラーの特性はよくわかりませんが、8000回転あたりから急にパワーが出る感じ。いかにも2ストって感じがします。
しかし、しばらく走っていると接続部分からオイルが飛び散ってくる。
やはりガスケットだけだと漏れるか……。
しかたないのでお得意のオートウエルドで接着。
そして試走。
……したのですが!ダメでした!!
オートウエルドが割れた!振動に耐えられなかったのか熱に負けたのか脱脂が足りなかったのか、排気漏れしています。
試しに、もう一本切断延長していたNS50Fのマフラーでも試してみる。
これもダメ。やっぱりオートウエルドが割れる。
しかし、排気漏れの部分をよくよく見てみるとどうもマフラーを継手してる部分からではない??
どうもシリンダーとマフラーの接続部分から漏れてるみたいなんです。
これはマフラーと言うよりシリンダーが悪いのか?(ガスケットはもちろん新品)
とりあえず今週は保留!週末にシリンダーを交換して漏れが出るかどうか確認だ~~!!
エンジンが組みあがっても全然走り出せないとか、しんどいです……^^;