中華バギー ハブボルトの流用と交換
中華バギーのハブボルト、いかんせん中華製なのでボルトが弱い!何回も緩めたり締めたりしているうちにボルトがにゅるっとなめる感じが出てきたのでこれはまずいなと思い交換に入ります。
ですがバギー用の中華ボルトを買ってもまたすぐに同じようになることは目に見えています。なので国産車に使われているハブボルトを何か流用できないかとネットで色々さがします。
調べてみると現行の車のハブボルトは全部M12。バギーのハブボルトはM10なのでこれは使えません。
しかし古い軽自動車規格のハブボルトはM10が使われていたものがあるらしく、スバルやダイハツ、スズキのそれがM10らしいのです。
それで最初に購入したのがこれ
【楽天市場】タイヤ関連品 > 部品 > 乗用車・小型車用ハブボルト > ハブボルト スバル車用:shouei net shop
サイズ 【 M10×P1.25 】
スプライン径 【 12.0mm 】
全長 【 31mm(皿下27mm ねじ山17mm) 】
適応車種 【 スバル 】
型・年式 【 スバル10mm 】
M10でなおかつスプライン径がバギーと同じためこれならいけると思い購入。
しかし結果から言うと失敗でした。スプライン径がバギーの物より0.1㎜くらい小さいらしく(スプラインの受けをなめたか潰してしまった可能性もある)ボルトが空回りします。しかも全長がバギーのものより短いのでナットにボルトが埋まってしまい見た目すごく不安になります。
さらに考えて何かいいアイデアがないかと思いついたのがこちら。
スズキ用のハブボルト。
M10×32㎜×P1.25です。
長さもサイズも完璧です!しかし一つだけ問題点があって、スプライン径が10㎜なのです。このまま使うとボルトがガッタガタになるのでどうにかしないといけません。
www.monotaro.comこれを隙間調整用のカラーとして使用します。
使用したのは内径10㎜外形12㎜長さ10㎜のもの。
ぴったりです。
ただ、このカラーを入れようとしたところバギー側の穴よりも0.1㎜くらい大きい(11.9㎜くらいか?)。
そこでドリルで少し穴を広げてあげます。
12㎜のドリルで少しグリグリするだけで大丈夫です。カラーが最後まで引っかからないくらいに広げます。
それと、中華バギーハブボルトと旧スズキの比較。若干こちらのほうが長いですね。スプライン以外形状もほぼ同じ!
そして取り付け。少しボルトを長くしたおかげでしっかりツラが出ています。気持ちいいです。
ちなみに使用したカラーの長さは10㎜ですが、これだとほんの少し穴から飛び出してしまいます。ですがハブの穴付近が少しだけ段差があり窪んでいるのでこれが丁度良いのです。
これでボルトがしっかり締められるようになりました!今までより少しだけ安心して
バギーに乗れますね!!
V125 キャブ化 フロートに穴が空いたので修理
キャブ化しているV125。分かる人には分かるカスタム!ということで結構気に入っているのですが先日ガソリンが漏れ出してきました。
フロートバルブが詰まったのかな~~と思ってキャブを外してみてびっくり
穴!
写真だと分かりにくいですが上の部分に穴が空いてしまっています。
これが取付の写真なのですが、フロートの部分がエンジンに当たっています。マニホールドがゴムなのでエンジンが振動するたびに削れて言ってついに穴が空いてしまったんですね。
ちなみにキャブはNSR50用のPE24マニホールドとPE24です。偶然にもピッチが同じだったんですよ。
これを~~~
こう!!!
使ったのはおなじみオートウエルド
隆成コミュニティ J-Bウエルド オートウェルド 超強力接着剤 AW-20Z 26.8g×2
強度は溶接並みとうたわれる接着剤!アルミとの相性もいいらしいです。
これがエンジン側。削れているのはキャブが斜めにつくのを防ぐためグラインダーでエンジンを削ったせいです。
ここにゴムシートを貼り(両面テープと廃タイヤチューブを切ったもの)削れないように保護!ひと月ほど乗っていますが今のところ問題なさそうです。
V125 イリジウムプラグとタペット調整でキックが楽になった!
161㏄にボアアップしているアドレス。
今までど~やってもキックではエンジンかからなかったのですが意外な所で良くなりました。
まずイリジウムプラグ。始動性がイマイチだったので導入。今まで普通のプラグしか使ったことがなかったので半信半疑で買ってみましたが良かったです!
IUF22
熱価としては6番と7番の間くらいみたい。
そしてタペット調整もしました。エンジンが熱くなってくるとカチカチうるさくなってきたのでそろそろかなと。
タペットレンチはモンキー用として使っていたものが使えました。
キタコ(KITACO) タペットアジャストレンチ 口型アジャストスクリュー対応 674-0900210
バルブクリアランスは純正で
IN 0.05-0.10mm
OUT 0.10-0.15mm
けっこう広めな感じなんですね。
個人的には狭くした方がハイカム?になっていいかな~と思い
IN 0.04mm
OUT 0.08mm
で調整しました。しばらく乗っていますが問題ありません。
で、この二つを終えてエンジン始動!
おおっ力強いアイドリング!セル1発でかかる!!
試しにキックでもかけてみると軽い!!
プラグがちゃんとハマってないのかと疑ってしまったくらいです。
これまでどんなに頑張ってもキックではエンジンをかけられなかったのですが2,3回キックしたらエンジンがかかるくらいになりました。
(組付けが面倒なのでデコンプは外しています)
で、ネットを見ているとやはりイリジウムプラグにはキックが軽くなる効果が期待できるみたいです。
そしてタペット調整をしたおかげでバルブの開くタイミングが早くなってキックが軽くなった、というダブルの効果の結果みたいですね。
現在もセルが微妙に調子が悪いのでもしものときの心配がありましたが、キックでもかけられると分かれば少し安心できますね。
V125 ブレーキパッド交換
購入されてからおそらく一度も交換されていないブレーキパッド(おそらく8年)。
いつかは交換しなきゃな~なんて思っていた矢先に鳴きが始まったのでいよいよ交換です。
そんなに難しい作業でもありません。
まずキャリパーを固定している2本のボルトを外します。
そして、キャリパーの裏側についているボルトも1本外します。
ボルトの下に外れ防止のピンがあるので抜き忘れないように。
デイトナ バイク用 ブレーキパッド ハイパーシンタードパッド 73138
外れました。
新旧パッド比較です。
完全にシューの部分がなくなっています。
ローターがダメになる前に交換できてよかった…。
交換したらやっぱりブレーキの利きが良くなった気がします!!
こうなるとフルードのタッチが気になってくる笑
近いうちにフルードも交換してあげなきゃな~~
中華バギーの直進安定性を改善する
中古で買ってきてコツコツレストアしていた中華バギー。
エンジンも載せ替えたし配線も引き直した。ちゃんと動く!
けれどもなかなか良くならない問題が一つ。
直進安定性です。
ネットでバギーについて調べてみるとよく見るのが「逆キングピン」ですがうちのはローダウン仕様ではなく普通のバギー。キングピンの仮想軸とタイヤの中心は目測ではありますが合っています。
タイヤを手で回してみても特に気になるブレはありません。
フレームのガタも目立つところは調整した。
けれど真っ直ぐ走らない。30キロくらいで必死にハンドルを抑え込んで走っていた状況です。
1.フロントサスペンション
「バギーは体重移動で曲がる」という記事を目にしました。考えてみるとうちのバギーに入れている中華サスは本当にふにゃふにゃ。ステップに跨って体重移動させるといとも簡単に底つきします。
もしかしたらこのせいで些細な体重移動に反応して安定しないのか??と思いヤフオクでそれなりに固そうなサスを購入。
走行してみると、かなり変わりました!!安定感が違う!これで40は出せるかな?といった具合です。
改善はしましたが実用としてはまだ足りません。
2.トー角
ネットでトー角について調べていると、トーインだと直進安定性が向上する。という記事にたどり着きました。
純正でもトーインが基本だそうです。ここも自分は勘違いしており、「タイヤはまっすぐ転がるんだから真っすぐな方がいい!」と思っていたものですからトー角は0にしていたのです。
そこで目でわかるくらいにトーインさせてみることに。
良くなった……かな??少しトーインさせたくらいだとなんとも判別しがたいくらいの感覚しかありませんでした。
3.キャンバー角
キャンバー角と言えば街でよく見る鬼キャン(正面から見てタイヤがハの字)
がありますが、これを真似してバギーも精いっぱい鬼にしていました。
しかし調べていると「昔の車は精度が悪く、直進安定性を確保するためキャンバー角をポジティブにしていた。」というような記事を発見。(ほかにもステアリングを軽くするといった効果もあるらしい)
バギーの精度でいったら100年前の自動車よりもひどいのではないか??と思いめいいっぱいポジティブに。
↑タイヤの横にある青いボルトでキャンバー角を調整します。これだとポジティブ(Vの字)。
すると、今までの苦労がなんだったのかと言うくらいに直進安定性が向上しました。
慣れれば60オーバーで走ることも可能です。キャンバー角恐るべし!!
購入から1年、ようやくまともに走るようになった中華バギー。
まだ不安定なステアリングであることには変わりないですが、今度はタイヤの細足化と、タイヤバランスの調整でどれほど効果があるのか、そのうち試してみようと思います。
庭のアスファルトを補修する
家の前の庭?がいちおうアスファルトで舗装されているのですが、経年劣化のためか作りが悪いせいか完全に崩壊している状態。見栄えを良くするとまでは言いませんがせめて歩きやすくしたいなと思い補修することにしました。
見ての通り割れてるというより欠損しています。ここをなんとか埋めていこうと思います。
ネットで探してこんなものを見つけました。
インスタントコンクリート!
水を混ぜるだけでコンクリートになるらしい!
そんなわけで混ぜます。うまいこと水と粉が混ざらないと固まらないらしいので少し多めに水を入れておいた方がいいかも。
流し込む際は地面に水を吹きかけておくと良いそうです。
流し込む範囲は石などで囲っておきます。
見た目はイマイチですがなんとか流し込みました!
四角いプレートはかさ増し用。
流し込んだら表面を叩いて定着させてあげます。
作業が終わったら養生して水分がすぐに飛んでいかないようにします。これで24時間待てば完成です。
硬化後の物がこちら
う~~んちょっと微妙!!
しわが寄ったりひびが入ったりしてます。
ですがまあ強度はもとの古びたアスファルトより少しもろいくらいかと思います。
穴を埋める、という目的は果たしてくれるという感じです。
素人のはじめての施工でもここまでなったので、ある程度練習を重ねて水の配合やら混ぜ方、定着をうまくさせてあげればちょっとしたアスファルトに匹敵するくらいにはなると思います…!!
いやもうちょっと上手くやりたかったな汗
激安中華グリップリーターをつけてみる
やっぱり冬にバイクに乗るのは寒い。特に手が寒い。
ハンドルカバーを付けても1時間も乗るとやっぱり寒いのでグリップヒーターかな~~と。でも純正品を買うと1万円を超えてくるし、だからといって安いのはすぐに壊れそうで不安。
あ、だったら壊れても直しやすい物にすればいいんじゃん!
Iztoss グリップ ヒーター DIY 自作 素材 巻きタイプ 保温制御?実験素材へ応用可
この発熱版と簡単なスイッチだけの構造!これはいいですね。安いし!!
見ての通り安っぽいパッケージ。
グリップの上に発熱版を巻き、上からカバーを巻きます。
で、このカバー熱収縮タイプなので熱するといい感じに縮んでくれます。最初普通の熱収縮チューブのごとくライターで炙ったのですがうまく縮まず、ドライヤーで広範囲に熱しようと試すも熱が足りず、最終的にガスバーナーで炙ったらいい感じになってくれました。火災には注意してください。
スイッチはハンドルカウルのねじに友締め。端子部はそのままだと露出していてみっともないのでビニテで巻き巻きしました。まあ中身は抵抗でしょうからショートしても壊れるような部分ではないので適当でOKだと思います。見た目が悪いのはあきらめましょう。
カウルに入れ込んでも配線は多少露出しますがハンドルカバーで隠せば意外と隠れました。スクーターの利点です。
スイッチ部分がどうしてもダサいので気になる人はトグルスイッチと抵抗を買ってきてカウルに埋め込んでしまってもいいかもしれません。
そもそもハンドルカバーをつけるようなバイクに見た目を気にしてはいけません。
そして初のグリップヒーターでの試走。
お、暖かい!!これなら冬も無敵!
手が暖かいだけで随分寒さがマシになりますね。
ひとつ困ったことにはグリップヒーターの強弱のボタンが雑すぎること。強にすると熱くて握ってられないし、弱にすると暖かくはない、常温。
この辺は安物のクオリティなのでしょう。
それと耐久性。配線が細いとレビューにはありましたが、ちぎれるほど細いというわけでもなく、最悪切れてもはんだ付けしなおしてあげればすぐに直せます。発熱板自体はそうそう壊れるものでもないと思いますし、問題ないと思います。
あとはグリップヒーターの温度調節の問題ですが、これは後で可変抵抗にでも付け替えてやれば連続的に温度調節できると思います!
ついでにLEDライトも仕込んであげれば電気の通電も確認できるので便利だと思います。
値段を考えるといい商品かなと思います。
グリップヒーターで冬もバイクに乗ろう笑