石油ファンヒーターの修理〜燃焼しない〜
家で使っていた7年もののファンヒーター、先日白煙を上げて火がつかなくなってしまいました。
原因は大体分かっています。
バイクの腐ったガソリンの処理に困り、灯油に混ぜてストーブを動かしていたからです。
(自業自得)
とりあえず分解します。
プラスドライバー一本あればほぼばらせます。
燃料パイプは10mmのスパナで外しました。
ここからまずは燃料タンクの清掃に入ります
きったないですね。錆やらドロドロになった燃料やらが色々たまっています
ウエスでゴミや汚れを拭き取ります。うまく手が入らない部分もあるので完全にというわけにはいきませんが、大きなゴミは取り除いてあげました。
続いて本命の気化器。ここに燃料が送られ、ニードルの先端から燃焼室へ灯油が噴射されます。
バイクのキャブなんかと同じ感じですね。
まず蓋を外します。
これはペンチで引っ張ればとれました。
その更に奥に入っているのがニードル。やはり結構汚れています。
ここをカッターやヤスリで磨いて綺麗にしてあげて……
だいぶマシになりました。
そして組み立て
気化器のステーがちょっとややこしい意外は直感で組めます。写真を撮っておくとなお楽。
配線のカプラーは形状が全て分けられているし、色分けもされていて親切設計。ねじも同じサイズで統一されているようで非常に助かります。
そして仮組みしてスイッチオン!
最初こそ煙が出てきましたが無事燃焼してくれています。
いい感じに青くなってますね〜!
大丈夫そう、ということで組み上げます。
無事につきました!!
意外と簡単に直るものだな〜と思いましたがここで問題発生。
全然あたたかくならない。
設定温度を上げても全然熱くならないし、これはダメです。
仕方なくまた分解するはめに……。
つづく