おぼえがき

バイク好きが高じてちょっとしたバイク屋みたいなことをはじめました。ネット専門ですがよろしくお願いします!【ジモティー】 https://jmty.jp/profiles/53154b50af8d3510bd00016b

PC20のフロートピンを代用する

長らく放置していたPC20。組付けようと思ったらフロートのピンだけありません

 

 

そこでピン単体で売ってないかな~と思い探してみるとどれもフロートとセット販売のみ!何かで流用できないか…

 

探してみると平行ピンというものがありました!

これならいけそう

 

ガタも無くピッタリつきました!!これならいける!。。。と思ったのですがいざ付けてみるとフロートチャンバーに干渉してダメでした。

 

 

そこでピンをカット(ペンチで簡単に切れます)

ピンが丁度いいサイズに収まったところで取付したら無事収まりました。

 

キャブのフロートピンをなくしてしまった方、参考になれば幸いです。

プラリペアで割れたウィンカーレンズを補修する

ウィンカーレンズのネジが止まってる部分が欠けてしまったので補修したいと思います。

使うのはプラリペア。今まで興味はありましたが使うのは初めてです

 

 

使い方はすごく楽!粉と液を合体させたものを幹部に流し込むだけ!

スポイト一本で完結するので手を汚しません。

 

5分もしないうちに固まります。

 

そしたら穴を空けます。プラリペアは思った以上に頑丈で、穴を空けても接合部がもげることはありませんでした。

 

 

無事にウインカー取り付け!プラリペアの部分はねじでギリギリ隠れるのでOK?

これは色々な補修に重宝しそうです

 

 

キャブのオーバーフロー修理、フロートバルブが原因かと思いきや

 

久しぶりに組んだNSR50のエンジン、キャブを付けてコックをONにすると燃料がダダ洩れ!

おそらくフロートバルブの入ってる所がゴミやらヨゴレやらでフロートがうまく機能しなくて漏れているのだと予想

 

とりあえず磨いた後です。

綿棒にピカールつけてひたすらグリグリしました。よく見るとゴミが残ってますね…。

これは結局漏れてしまいました。

 

さらに磨きます。割り箸を尖らせたものにピカールをつけてまたグリグリ…。

 

―—で、結局これでも漏れは止まりませんでした。

 

 

これだけ磨いてもダメってことは何かほかの原因??

 

試しに燃料ホースをつないで手でフロートを押さえると無事に燃料は漏れませんでした。

ということはフロートに穴が空いてるとか?と思い水にフロートを浮かせてみると、しっかり浮く。これでもないか~~

 

もしかしたらフロートが変形して油面が狂ってる?

金属製のフロートなら爪を曲げるだけで調整できるけどあいにく今回は樹脂製。曲げる訳にもいかないしどうしよう、、と検索してみると

 

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あ~~なるほどアルミ板で厚みを出すのね!

早速自分もアルミ缶を取り出して工作です。

 

これを

 

こんな感じに巻いて

 

ぱっと見外れてしまいそうですがしっかり押しつぶしてあげれば大丈夫そう。それにフロートバルブのピンでアルミ板が押さえつけられているからそんなに心配しなくて良さそうです。

 

で!!無事に燃料漏れが止まりました。フロートの油面が狂っていたという結論です!

めでたしめでたし

VT250スパーダ リアブレーキパッド交換

リアのブレーキからキーキー音が聞こえるようになってきました。

気になってキャリパーを見てみるとパッドがかなりってる感じ!!交換します。

 

 

マフラーの下から見えるM12ボルトを外します。

そうすると写真のようにキャリパーが浮かせられる状態になるので、ここからパッドを固定しているピンを外していきます。

 

ここですね。見たところ錆びている感じはないのですがめちゃくちゃ固い!!しかもマイナスねじなので舐めてしまったら相当面倒です。

 

家にある一番太いマイナスドライバーで外しました。中途半端にサイズの合わないドライバーで回すと絶対なめます。

 

写真では見にくいですが、先ほどのマイナスのボルト(実際にはボルトカバー)を外すとピンが見えてきます。これはヘックスボルトで止まっているので6角レンチで外します。ここもめちゃくちゃ固いのでちゃんとした工具を使ったほうがいいかも。ラスペネもあるとなお良し。

 

で、これが外したブレーキパッド。残り0.5㎜くらいしかありません!本当ギリギリでした。

 

ここからは外した順番に組付けていきます。

キャリパーピストン、パッド、ピンには気持ち程度にグリスを塗ってあげました。

ピストンは良くないと思いながらもマイナスドライバーで押し戻す!反対側のピンは面倒なので外していません。錆びてるだろうから磨いた方が良かったんだろうけども…!

 

あとはパッドを組付ける際にちゃんとキャリパーの板バネに固定されるか確認します。

 

 

 

 

 

スパーダ乗っていると結構リアブレーキをかけながら乗ってしまうことがあるのでマメに点検してあげた方がいいかもしれません!ひとまずブレーキは安心して乗れそうです!!

4knギア フロントブレーキワイヤー交換

先日フロントタイヤを交換したのですがその際確認したブレーキワイヤーが切れかかっていたので急いで交換します。

 

スクーターなのでフロントは一通りバラさないといけません。面倒!

 

フェンダーレスにしているうちのギア、泥がはねまくってフロント周りはかなり汚くなっています。

 

交換前のワイヤー。気が付いてよかったです。

 

 

一旦フロント周りさえばらしてしまえば簡単な作業ですがここで注文したワイヤーと今ついているワイヤーが別物であることが判明!どうもヤマハの部品番号は末尾の番号が変わると互換性がない??

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↑取り外したワイヤーのタイコ部分

 

新しいワイヤーを取り付けた状態。チューブ末端の形状が違うためブレーキが固定されない!!

 

 

ちなみにこれが間違えた方の部品番号。さっきリンクしたのページによればこの場合設変番号が異なるから仕様変更されてるってことですね。

 

 

でもせっかく買っちゃったしこの部分以外は問題ないのでどうにかならないかな~~~~と考えた結果

汎用?のワイヤー調節ボルトで(ケーブルアジャスターというらしい)なんとかなりました!!むしろジャストフィットです。奥にある配線カバーに少し干渉しますがまあ大丈夫でしょう!

 

そして試走。今までどこかふわっとしたブレーキの利きでしたがキュっと止まるようになってくれました。とりあえず安心して乗れそうです。

 

 

 

ワゴンR MC22s プラグ交換(オイルも)

中古で購入したワゴンR、走行距離も10万キロに近づいてきたということで、いつ交換されたかわからないプラグを交換したいと思います。

 

真ん中のインタークーラーを外します。

 

外しました。正面のカバーの中にプラグがあります。

本当はエアクリのダクトを外して作業したいところですが、手前側のバンドを外すのに丁度よいプラスドライバーが無く断念。奥のエアクリに繋がるバンドとホースは外して

なんとか作業スペースを確保します。

 

プラグのカバーを外しました。

一番奥のダイレクトイグニッションコイルは外してある状態です。

左のコイルはダクトを左にずらしてギリギリでレンチが入る隙間が作れます。

右のコイルはエアクリBOXが邪魔して作業性がかなり悪い。マイナスドライバー2本を駆使してコイルに繋がるカプラーを外してなんとか引き抜けました。

 

で、ここからプラグを外していくのですがかなり固い!

おそらく相当な年数交換されていないのでしょう。ねじ穴の最後まで指回しでは回らないくらい固かったです。

 

使用したプラグはKR7AI

www.amazon.co.jp

 

 

このMC22sは純正でもイリジウムらしいです。

イリジウムなら10万キロいってから交換でもいいかな~とは思ったのですが調べてみるとそうでもないようです。

 

www.ngk-sparkplugs.jp説明によれば品番の後ろにIやPがつくものは片側のみイリジウムが使われていて、片方は普通の金属なので交換時期は普通のプラグと変わらないらしい。

 

で、実際に交換したものを見てみると

 

たしかに!サイトの説明の通り中心電極はさほど減っていませんが、かぎ型の部分は相当減っています!しかもねじ山サビサビ!これ本当に一度も交換してない可能性あるよ…。

www.amazon.co.jp

 

 

で、最後は外した順番に組み付ける。

インタークーラーはシリコンスプレーとマイナスドライバーを駆使してなんとかはめ込みました(かなりきつい!!)

 

使用した工具

・m10、m8スパナ

・+ドライバー(2本長、中サイズ)

・-ドライバー(2本)

・ソケットレンチ(10㎜とプラグレンチ)

 

 

ついでにオイル交換もしました!今回も3000キロ交換オイルはモノタロウ製です

 

AF27 スーパーディオ 異音からのピストン交換

先日会社で「いらない原付がある」と聞いて引き取ってみればそこにいたのは懐かしのAF27スーパーDioでした。

2st50特有の車体の軽さとパワーで乗っていてとても気持ちいい。

まだバイクいじりをやりはじめたくらいに乗っていたので思い出深いバイクです。確かCD50と入れ替えくらいで売ってしまった気がする。

で、乗ってみるとエンジンはかかるものの異音がする。
40を超えたあたりから「ピャ~~ピャピャピャビビビビ」みたいな今にも壊れそうな音がします。ガラガラいう感じはないのでおそらくピストン周りがヘタってる音でしょう。

前にAF27に乗っていた時はピストン交換なんて大がかりすぎて無理!でしたがあれから随分と時が経って今では「2st50で空冷ならすぐ終わるよ~」くらいの気持ちで整備できるくらいには成長しました。


早速バラしたのがこちら。だいぶピストンリングが抜けているのかスカートの下の方まで真っ黒です。シリンダーは綺麗です。交換不要。
後で新品のリングと比較しましたが張り具合が全く違いました。

で、組み上げました。
今回はピストンのみ購入。値段もすごく安くて助かります。

ただ気を付けたいのが商品の当たりはずれ。自分は何も問題なく作業できましたがレビューを見る限りサイズ違いの物が送られてくることもあるみたいです。
で、念のためピストンとピストンリングを2stオイルを垂らした800番で軽くさらっておきます。ピストンの角はなめらかに。表面は摺動面に対して斜めにヤスリ掛けしました。


順番前後しますがこれはガスケットを剥がしている時の写真。
古くて随分と固着しているのでガスケットリムーバーとカッター、マイナスドライバーを駆使してなんとか剥がします。最後にガスケットに当たる面を800番くらいのヤスリで磨いて完成です。

メットイン、サイドカウル、マフラーを外すだけでシリンダーまでアクセスできる
→ネットで探すとタイヤまで外さないといけないと書かれているものもありましたがそんなことはありませんでした。
・クランクケースリードバルブ方式なのでシリンダーに排気ポートと掃気ポートしかない
→キャブ周りを分解せずにシリンダーまでバラせる。楽!!
・シリンダーがスタッドボルトではなく普通のボルトで留まってる
→ちょっと組付けがやりにくいです。組む時にボルトでガスケットを破らないか心配になる


そんなこんなで無事動きました。
30キロくらい慣らしして異音も無く良好です。
古いバイクですがまだまだ走ってほしいですね~。