サンバーTV1 オイルパンのオイル漏れ修理
エンジンの下側からのぞくとオイルがポタポタと滴ってる!
どうも漏れの個所はオイルパンらしく、少し前からオイル漏れ止め剤やオイルパンの漏れている周辺にガスケットを塗ってみたして改善するかと願っていたのですが一向に回復せず。
2019年ももう終わるし頑張って修理!重い腰を上げます。
初めての作業+最悪車を動かせなくなる可能性を考えて色々なサイトで必要な情報を調べておきます。
www.team-mho.comこのサイト様が分かりやすくて参考になりました。
何はともあれ作業していきたいと思います。
普通のジャッキ2本でなるべく車体を持ち上げます。
お気づきかと思いますが地面が砂利なんです……。ジャッキが不安定にならないギリギリをねらいます。斜めになるのは気にしない。
ジャッキアップしたらオイルを抜きます。
下が砂利のせいで背中が痛い!!一応ブルーシートを敷いて作業しましたが石が背中に食い込みます。しかもジャッキアップしたとはいえ車体下にギリギリ潜り込める程度の隙間しかない。寝返りすらうてないのでしんどい。圧迫感。
オイル受けは適当な段ボールに新聞紙とビニール袋をいれたもの。燃えるゴミです。
オイルパンの下に通ってるバーを外す。
14㎜と10㎜のボルトを外せばとれる…らしいのですがどうもカバーの内側にもボルトがあるらしく外れない。面倒なのでそのまま作業します。
で、次にドライブシャフトを引き抜きます。
で!これが外れない!!サイトではタイヤレバーなんかでこじってハンマーで叩くと外れるみたいな書いてありますけどそんなに簡単にいきません。タイヤレバーとハンマーを振り回す隙間なんてほとんどなくて力は入らない。こうゆう整備をする人はリフトアップできる環境を自然に持っているから簡単に外れるのか!車の下敷きになりながらの作業はそんな簡単にいきません。そして背中が石で痛い。
頑張って外れました。
シャフトの根元を軸にしてタイヤレバーとハンマーでひたすら叩く。コツコツコツコツ。
最初は全く手ごたえがなくても叩いているうちにだんだんと緩んできます。
オイルは漏れてこないので安全です。
だけどハンマーで叩いてるうちに泥というかヨゴレが顔に振ってきてきつい。
で、オイルパンのボルトを外していくんですが、ま~これも大変。
10個くらいあるボルトがエンジンの奥の方に埋まってる。
狭いスペースで何とか作業してどうにか外します。
ボルトを外したらパンの近くにちょうどいい隙間があるのでこじっていればパカっと外れます。
想像以上に奥まった場所にオイルパンがあるのでパン自体が外れてもなかなか引きずり出せません。それでもどうにか外す。
写真はガスケットをはがした後ですがオイルパンを取り外したらヘラでガスケットを綺麗にはがします。これは液体ガスケットなので簡単にはがせる。バイクのガスケットみたいに紙だと本当に剥がすの大変ですけど液ガスは楽でいいですね。
WAKO'S ワコーズ GM-T ガスケットメイク 液状シリコンガスケット 1点
オイルパン、意外と綺麗でした。こちらもガスケットを剥がす。
そしたら脱脂して液体ガスケットを塗りたくります。
オイルパンを取り付ける際にぶつけたりして液ガスが剥がれるので車体側にも液ガスを塗りました。
で、どうにかもうにかオイルパンが取付完了!!ここまで3時間近くかかっています。
ボルトが1本どこかにいっちゃったけどたぶん大丈夫!(笑)
ここで今日最大の難関が待ち受けいていた。
ドライブシャフトがはまらないんです。
サイトではドライブシャフトを抜く項目はあっても挿入する注意はなかった。
まさかここでつまずくとは…。途中のCリングまでは手で入るのですが、そこから先は押し込もうにもハンマーはまっすぐに叩けない。
30分くらい悩んだ挙句、考え付いたのがオイルフィルターレンチで力をかける方法。
(STRAIGHT/ストレート) オイルフィルタープライヤー 57~127(mm) 12-1093
これでシャフトをつかんで、レンチの根元をハンマーで叩きまくる。これなら垂直に力がかけられるのでいけるかも!!
そんなこんなでなんとかドライブシャフトが入りました。もう疲労困憊です。
あとはオイルが漏れなければ完成!しばらくは様子見だ~~!!