CDIの自作!!とりあえず動く
自分の乗っているラクーン、動くは動くのですが、いかんせんスピードが出ない。
ピストンを変えたりキャブを変えたり、ポートも少し加工してみたのですが、思いのほか効果が出ない。
どうしても5速の9000rpmくらいで頭打ちです。
そこで、前々から気になっていたCDIの変更に着手しようと思いました。
まず思いついたのが他の車種の流用。
ちょうど家にあったC50用のCDIがあったのでそれを装着。コネクタの形状は全く同じで、期待大です!!
ポスポス(キック)ポスポス……ぶるるん!!
おっエンジンかかるもんだね!と思った瞬間
スパー――ン!!!
という破裂音。運動会の空砲みたいな音です。
これはやばい…色々調べてみると、おそらくアフターファイアというやつではないか、と。
混合気の点火タイミングが遅すぎて、マフラーに入ってから燃焼、爆発音がそのまま聞こえるというワケです。
CDIの流用もそう簡単ではないな……そういえば、前にCDIの自作の記事を見た記憶がある。あれだ!!
検索してみると、あるわあるわ、みんな作ってるんだね
私が参考にしたのが以下のサイト様です。
↑ヤフージオディーズ閉鎖でリンクが死んでました。
リニューアル後のサイトができてました。↓
HT- Rocket
というネーミングだそうです。
回路図を見ているだけで頭が痛くなる自分ですが、このサイト、かなり親切に説明が書いてあるのではじめての電子工作にピッタリでした。
SCRってなに??フォトかプラって??サイリスタってだから何!!!
ってくらいでも、根気があれば作れます。
抵抗とか、こんなに沢山いらないんですけどね、セットでしか売ってないから。
作り方やら何やらはサイトを見るのがいちばん分かりやすいので省略。
慣れないながらの制作は日曜の丸一日を費やしました。
そして完成!!
はんだ付けと部品のレイアウトが汚いです!!
袋がついてるのは、とりあえず回路保護のため。さすがに裸でバイクに積むわけにもいかないので
まずはプラグをはずして火花確認
バチバチバチ!!!
すごい…!今までのCDIじゃn、こんな分かりやすい火花出てなかったよ!!
キックをちょこっと踏んだだけでバチバチです。
やっぱり経年劣化って恐ろしい
次にエンジンをかけます!!
しかし、何回かキックをするもかからず、チョークを引いてエンジンをかけたら、始動した。
徳用パック^^;
いままでよりも力強い音!これは期待できそう!!と思った矢先、エンジンが止まる。
チョークを引いている状態なら、3000くらいでエンジンはまわるけど、チョークを切るとエンジンが止まる。これいかに。何回か試してみると、どうも回転数1500を下回るとプツンとエンジンが止まるみたい。
単にエンジンが温まってないだけ??しかし、この日は雨だったので実験はまた後日に。
いや~~でも部品から組み立てたCDIでエンジンがかかるのって嬉しいなぁ