AD02 ラクーン タンク交換・12V化など
元々付いていたタンクはあまりにも錆がひどいため修理断念。
しかしヤフオクを見ても状態の良さそうなタンクはなく……しかしタンクが無くては試走すらままならないので中古屋にて物色。探した中ではバンバン200のタンクが一番形状が近い!??
5000円でしたがろくに寸法も測らず購入
あれっ!思ったよりいい感じ??
という訳でもありません。前から見るとこんな感じ
謎の空洞!!流石に200㏄のバイクと50㏄のバイクではタンクのサイズが全然違いました。フレームとの接続方法もホムセンのステーに切断した塩ビパイプを介してタンクに付けています。以外にも固定はしっかりとしてます。
タンクとフレームの間にはオイルタンクでも設置できそうですね。
続いて12V化です
12V化、自分も初めて聞いたときは難しそうだな~~と躊躇していましたが思いのほか簡単に安価でできます。
必要なものは
・12V用のレギュレータレクチファイア
・12Vバッテリー
・12V用各種電球
・ウインカーリレー12V用
・接続用のギボシと配線
こんなくらい。
キモとなるのはレギュレータレクチファイアですが、これは12V車のものなら何でも問題ないと思います。自分は前のAF27dio用のものを拝借しました。
レギュレータレクチファイアから出ている配線は以下の通り(ホンダ)
白(入力)……発電機から発電されたままの電流、交流で電圧は安定しません
赤(出力)……整流化された電流。ここからバッテリーに繋がっていて、充電される仕組み
黄(入出力)……黄色に接続された電気は12Vに変圧されます。交流。6V車ではこの機能をバッテリーとレジスターのみに頼るため電球が切れやすくなるそうです。
緑……アース線
配線は簡単で、
1.元からある白と赤(6V車ではレクチファイアに繋がっている)を切断し、レギュレータレクチファイアの同じ色の部分に差し替える。
2.元からある黄色線を切断、二股にして一方を元からあった線、もう一方をレギュレータレクチファイアの同色部分に付け替える
3.緑を適当にアース
以上です。これだけで12V化できるんですから楽なもんです。
あとは電球とバッテリー・ウインカーリレーを12Vのものにして完成です。
他にも細々と修理。色々問題はあります。
リアホイールをエイプのものにした結果、ブレーキを固定するステー?の位置がピタリとハマりません。スペーサーを噛まして一応つけましたが、重要なブレーキ周り、ここも何とかしたいです。
他にもインチダウンに伴う弊害はあって、サイドスタンドが合わなくなります。金のこでゴリゴリ削り、ようやく自立できるように(それまではジャッキで立たせてました^^;)
とりあえず走れるようにはなったので、あとはコツコツ錆取りです!
錆まみれの車体なので、手を抜けるところは抜いていきたいですね^^;
ad02 ラクーン ステム換装とエンジン始動!
台風が空けたので早速整備
とりあえず前回断念したステムベアリングを打ち換えます
ですが専用工具を買うと何万とかします。
そこで自作工具です。
内径25㎜の塩ビパイプに長いボルトナット、ワッシャー二つで作りました
ボルトを締めることでベアリングが押される仕組みです。
ネットで見つけた情報をもとにつくりました。ネットは偉大ですね…!!
このあとはボールベアリングとグリスをつけて組むだけ!ボールが途中1個無くなってしまいましたが無視してステムを装着。ステムをまわしてみた限り特に問題はなさそうです。
付きました!さらにハンドルと アクセルワイヤーを付けましたのがコチラ
なんかエイプっぽくなりましたね。
しかしこれでようやく車体を転がせるように!
ということでようやくエンジンをかけたいと思います。
プラグを見た所点火を確認!
キャブにガソリンを注ぎ(混合30:1)エンジン始動!!
1回目はプラグかぶってしまいましたが2回目でエンジンがかかりました。
感動のエンジン音…
とりあえずアイドリングは安定してます!!
とりあえず今日はここまで。エンジンが難なくかかったのはすごく嬉しいですね~~!
ad02 ラクーン エイプステム取付~断念~
ラクーンにエイプリアホイール装着に引き続き、ハンドル回り一式もエイプのものにします。
理由は単純、故障したときの部品供給の容易さです。
ラクーンのフォークは27mm、対してエイプは31mmですからステムごと交換しなければいけません。ステムの径は23mm。全長さほぼ同じ、ポン付け可能です。
まずは色々取り外していきます。
サビサビバイクなだけあって、ボルトがかなり固い!ボルトなめほど恐ろしいことはないですからね。
そんな時はこの長いレンチでブチ回す!!どんなに固いボルトでもこの長さがあればほぼほぼ回ります。保険をかけて556をボルトにかけて一晩置いておくとさらに無敵です。
そしてステムナット登場
これはかなりユルユルでした。 ペンチで回せた。
さて、ここからは夢中で作業していたので写真はありません。
ステム周りはポン付けできそうなので装着します。
ステムベアリングはラクーンのを使いまわそうかな~と思ったのですが
ここで問題発生
ステムベアリングの打ち替え!!!
私はこの作業を知りませんでした。
どう押し込んでもベアリング受けがステムにハマらない。
よくよく見てみると下側が太くなってるんですね~~
順調かと思われたステム換装もここで作業ストップ。
雨も強くなり台風が来ると言うので大人しく待つことにします。
~おまけ~
分解したメーターパネルから何かのサナギみたいなのが出てきました……虫嫌いなので見た瞬間かなりぎょっとしましたね^^;
生命のしぶとさ、すごいです
ad02 ラクーン レストアしたい2 ~エイプリアホイール取付け!無理矢理だけど~
前回に引き続きラクーンネタ。
はい!!早速ですけどリアホイール付いています。
しかしこれがかなりの無理矢理工作。断面図がコチラ
ワッシャーを合計4枚も噛ませるという暴挙!しかも実際はサイズが微妙に合っていません。
チェーンラインはチェーンを通していないので分かりませんが、調整できる範囲にあると思います。最悪スプロケにワッシャーを噛ませます(おい)
手で回した感じだと、とくにブレもなくいい感じです。しかしタイヤ太くなったなぁ。
さてマフラーもサビサビだったので真鍮ブラシ+ピカールで1時間必死に磨いてました。
分かりにくいですが継ぎ目から右側が未研磨、左側が研磨後↓
少し光っているのが分かるでしょうか?磨いた方は錆が酷くて磨いた後にヘコミが出来てますね^^;
この日は雨だったので家の中でやりましたが、錆って結構臭い……。手袋もヤスリも真黒です。
ついでにキャブの清掃もしました。途中キャブのねじをなめてしまい、どうしたものかと焦りましたが、ペンチでねじの先をつまんでひねる!!とれました。
パッキン類はゴムをカッターで切って作成。まだガソリンは入れてませんが、たぶん大丈夫でしょう!
おまけ
リアホイールを外した時に出てきたシュー。
触ったら崩れそうなほど劣化していました。これがブレーキシューの成れの果てか……
ラクーン ad02 レストアしたい
唐突ですが、ホンダのラクーン(ad02)という原付を手に入れました
見ての通りボロボロのボロです。部品取り車とのことでしたが、本当に錆の塊という感じ……フロントフォークなんてすごい色してますが、全体的にこの錆具合です。
ホンダのサイトではこんな感じでラインナップされています。
1980年2月21日
小排気量の新型バイク
ホンダ ラクーン
ホンダ XL50S、XL80Sの3機種を発売
本田技研工業(株)は、小型で気軽るに乗れる新感覚なスタイルのレジャーバイク「ホンダ ラクーン」と、悪路走破性にすぐれた4サイクル単気筒エンジン搭載の「ホンダXL50S」 「同XL80S」の3機種を、3月1日より発売する。
ホンダ ラクーンは、低いシート高(700m/m)で通勤・通学など巾広い用途に“ラクラ ク”乗れるレジャーバイクとして開発。
ホンダXL50SとXL80Sは、昭和53年6月XL250Sを発売以来、好評のXLシリーズの入門バイクとして開発。市街地から不整地まで、すぐれた走破性をもつバイクである。
なお、三機種とも54年騒音規制適合。
古い!!なんと今から37年前のバイクです。
6v2st50ccMTですからね。nsr50とかその辺のご先祖様とも言えるのではないでしょうか。博物館行きのバイクです。もちろん車体の痛みもすさまじい。
オイルポンプ周辺。もはや芸術的とも言える錆具合
……本当に動かせるようになるのでしょうか
とりあえずばらします。錆が取れそうな部分は錆取り。
車体の隙間には大量の小枝やゴミ。話によると家の庭にかなりの間放置されていたそうです。
車体にはもはや生態系が誕生していました。バイクの中からテントウムシが出てきました。元気に生きています。他にもゾウリムシや何かの蛹やらも出てきましたが、正直虫はあまり好きではありません……
何より酷かったのはこのタンク。
蓋をなんとか外すと腐ったガソリンと錆がぎっしり詰まっていました。
腐ったガソリンというものを初めて目の当たりにしましたが、とてつもない匂いです。
手に付いたら入念に洗わないと落ちないし……。
目標は、来年の3月までにナンバー取って動かせるようにすることですね。
見てくれやパーツの純正かどうかは気にしません。
しかしこのボロを駐輪場に置きっぱなしにしておくのも景観を侵害して大家さんに文句言われそうなので、とりあえず見た目をどうにかしたい。
1.前後タイヤ回り交換
……もとがスポークタイヤですので錆取りが困難です。ネット情報によると、エイプのリアホイールが付くらしい。フロントもステムから換装すればエイプ様が付くらしい。ヤフオクで落札してみます。
2.ワイヤー類修理
古いバイク。スロットルワイヤーなんかは完全に固着してうごきません。かといってパーツはもう売られていないので注油で直るものはそのまま使用。完全にダメなものはワイヤーから作らなければなりません。
3.各種錆処理
ボルト・フレーム・ステム等々ことごとく錆びています。
錆取りしてできるかぎり再利用。あのタンクもやれるところまではやってみるつもりです。
4.エンジン
怖くてエンジンはまだかけていません。キックは降りますが、他をある程度整備してからエンジンまわりをチェックする予定
とまぁこんな具合で。じっくり時間をかけて直せるおもちゃを見つけてきたという感じです。最終目標はツーリングかな。どうぞ長い目で見てやって下さい~~!
cd50 フロントタイヤ交換
先日の土日、台風の日ですね。どこにも行く気が起こらなかったので前々からしようしようと思ってしていなかったタイヤ交換です。(外は台風なのでタイヤを外して部屋の中でやります)
これが前のタイヤ。写真では分かりにくいですが、かなりヒビが入っていてそろそろ危なそうな感じ。溝はあるだけに少しもったいない。
タイヤレバーでせっせと外しリムが見えました。こうゆう作業は寒くなる前にやったほうがゴム的にもいいですね。
リムは所々錆ていたのでヤスリである程度落としてリムバンドを巻きます。
ワックスの変わりに台所洗剤で滑りを良くしてタイヤレバーでねじ込む。
組み付け完了。前に一度交換しているので楽に終わりました。ただしタイヤレバーをチューブに少しかませてしまったので漏れがないか少し心配
そしてタイヤ装着。サイズは2.50から2.25にサイズダウンしたのでだいぶしょぼいです。コスパ重視で選んだからね。タイヤの溝も明らかにビジネスって感じ(笑)
付けて数日が経ちましたが、乗り心地はさほど変わらす。気にしていたチューブの空気漏れですが、すこ~~し空気が抜けやすいような?気がします。こうゆうのすごく気になるんですよね。空気圧チェッカーも持ってないのでなおさらです