マフラーの穴あき補修にオートウエルドを使う
古いバイクなんかに乗ってると、錆との戦いはつきものですが、マフラーの錆なんかはその中でも厄介なものに入るのではないでしょうか。
高温になる部分なのでそもそも錆びやすいし、再塗装の選択肢も耐熱用の塗料を使わないといけないので少なくなると思います。
錆で穴が開いたりすれば排気音はうるさくなるし、セッティングも出なくなります。
今回はそんなマフラーの穴あきについて。
車種はまたラクーンです。
使用するのはオートウエルド
隆成コミュニティ J-Bウエルド オートウェルド 超強力接着剤 AW-20Z 26.8g×2
溶接並みの強度!と言われる接着剤です。
耐熱は300℃ということでそこそこ。
で、こちらはボロのマフラー
分かりにくいですが真ん中のボコボコに穴が開いています。
既に穴の周りをヤスリで塗装は落してあります。
オートウエルドは白と黒の2つの液体を混ぜて接着剤として使用します。こんな風にグレーになったらOK。
使い捨てで養生テープの上で混ぜると処理も楽です。
思いっきり塗りたくりました。
多分大丈夫。
オートウエルドの難点として硬化に時間がかかるというのがあります。
とりあえず一晩放置しました。
一晩経てばもう固くなります。完全に固まるまでは24時間かかるらしいのですが、待つのが面倒なので半日したらその上に耐熱塗装してしまいます。
もう半日してもう一回塗装を重ねたら、だいたい十分。
エンジンをかけてみると排気音が違います。このバイクこんな静かなんだっけ??!ってくらい。
マフラーの排気漏れがなくなってトルクも増した感じがします。
実はこのオートウエルド補修。前にも一度試しているのですが、その部分も確認してみた所異常なし(新しいところに穴が開いた;;)そちらはまだ直して2か月程ですが、十分使えますね!!
これならツーリングいけるな~~!
追記20190505
補修から1年経ちませんがオートウエルドが剥がれてきました。
内側から浮き上がってきてるというか、おそらく熱と錆の影響だと思います。爪で剥がすと簡単に取れる。
やっぱり仮の補修程度の効果しかないと考えた方が良さそう。