AD02 ラクーン マフラーの延長と腰上交換
前回のエントリーでシリンダーの根元から排気漏れしていたことが決定的になりました。
どうもシリンダーのマフラー取り付け部が怪しい。ポート加工した時にガスケットのはまる部分まで削ってしまったのかも。
それにマフラーのスタッドボルトがなめてしまった。普通のシリンダーなら交換で済むのですが、このボアアップシリンダー、全然スタッドボルトが外れない。もしかしてシリンダーに埋め込まれてる?
よくわからないのですがとりあえずこのままでは埒が明かない。仕方ないので純正の50シリンダーに戻すことに。
腰上交換も随分と慣れました。40分くらいで組み直せるようになってきましたね。
50㏄シリンダーでしばらく走行しましたが、排気漏れはでませんでした(使いまわしのガスケット使ったのに!)。やっぱりシリンダーが悪かったみたいです^^;
それだったら、前回断念したnsr加工マフラーを付けられるのではないか!!?
……と、マフラーを付けようとしたのですが付かない!
どうもシリンダーのスタッドボルトが短くて取り付けられないみたいです。
なにか使えるものはないかとナップスを物色。ナップスはnsrコーナーがあるので緊急の部品調達なんかにとっても重宝します。
それで見つけてきたのがこちら。
右のボルトがNSR用。左がナップスのNSRコーナーに置いてあった謎のスタッドボルト。これならちょうど良さそう~!!なんて思ったのですがこれ、どうもおかしい。
M6のボルトを入れたら入らないし、M8のボルトを入れると貫通する。M8のピッチ違い??なんて思いましたが部品番号で検索してみると、どうもM7であることが判明!
そんなナット売ってないぞ! CBR600等用らしいのですが、ホームセンターにもナップスにもそんなナットは無いと言われてしまった。(じゃあなんでボルトは置くんじゃい)
も~仕方ないのでスタッドボルトを自作します!マフラーとかその辺の重要な部品を自作したくないのだけれど(マフラー切断してる人が言うセリフではない)この休日中に整備を終わらせたかった一心です。M7はそのうちモノタロウで注文します。
ホームセンターに売っていたM8の寸切りボルトを任意の長さに切る!!
想像以上に楽に切れたのでむしろ強度が心配でなりません。
切りました。念のためM8のダイスでひっかかりがなくなるまで削る。切ったり削ったりする時は念のため556でゴミを落としながら処理してやります。(写真は666ですが)
それで、今回普通のユニクロメッキの寸切りボルトを使ったのですがその理由は
ステンレスだと膨張率の違いでシリンダーのアルミをかじってしまう恐れがある。
ユニクロ(もろい)ならシリンダーを痛める心配がないのでは。
と言う推測から。
で、取り付けたのがこちら。
カチ上がってるな~~!!
リアを一式カブにしているおかげで車高が上がってる分、無理なマフラーの取り付けができます。前につけてたエイプのリアだとこうもいかない。
上が問題の延長マフラー。こんなに適当な感じなのにオイルが滴ったりはしていません。まぁまだそんなに走ってないのでなんとも言えませんが。
こんなマフラーですがラクーン純正の穴あき補修マフラーよりはずっとパワーが出ます!アップガレージのメーカー不明訳ありマフラーも侮れません。
とはいっても80くらいが限界。目標は目指せ100なのですが、まだまだ道は長い。
50で100を瞬間的にでも出せたらラクーンもひと段落しようと思うんだけどな~~。
あとがき
リアタイヤ変えました。
タイヤはダンロップのD104。ネットで2000円台でそれなりに良さそうなものを探してたどり着きました。パターンも独特で嫌いじゃないです。
グリップ性能はよくわかりません。なんせ、前にはいていたタイヤが15年前の中古タイヤだったから。ホイールのおまけでついてきたタイヤなんですが、少しブレーキを踏みこむとすぐにタイヤロックするというものです。
とりあえず70キロくらい出しても問題なく止まるので一安心。ついでにカチカチだったハブダンパーも交換して今日はおしまい。
つぎは吸気系のチューニングかな~~。