V125S 駆動系のリフレッシュと強化 【デイトナ バイク用 駆動系リフレッシュキット】
3万キロ近く走っているアドレス、最近はどうも調子が悪い。
160にボアアップしているにもかからわず信号待ちからのスタートダッシュで原2スクーターに負けます。しかも最高速は80超えるくらいまでしか上がりません。
別に飛ばす人ではないので必要最低限のスピードさえ出てくれればいいのですが、さすがに白ナンバーを付けておきながら原付に負けるのは情けないです。
そういえば駆動系は1万キロくらいの時にベルトを交換しただけだったなと思い、おそらく不調の原因は駆動系のへたりではないかと検討をつける。
今の駆動系はすべてノーマルだったので、せっかくならと社外品を入れてオールリフレッシュします!!
デイトナ バイク用 駆動系リフレッシュキット タイプ2 アドレスV125 96534
安かったのでデイトナのキットを使います。
で、アドレスの駆動系をなぜフルノーマルにしていたかという話。
アドレスに強化ベルトやハイスピードプーリーを入れる際の問題点として、トルクカム側の溝問題があります。強化ベルト(純正より長い)などを使用して変則域を上げようとすると、トルクカム(クラッチ側のベルトが入る所)の内側にある溝にベルトがハマってしまい、ベルトの寿命を極端に縮める(最悪切れる)要因になってしまうのです。「V125トルクカム」等で検索すれば詳しい画像付きで色々書かれています。
なので、アドレスの駆動系を変える際は駆動系丸ごと社外品にしないといけない。
ちょうど駆動系も交換時期かなというこのタイミングでリフレッシュしようという訳です。
組付けについてはデイトナさんの詳しい説明書がついてくるのであえてここで説明する必要はないのですが、少しだけ補足みたいなもの。
クラッチのナットを外す際、センタースプリングが飛び出すのでおさえてやる必要があります。
説明書では専用工具を指定されていますがギアプーラーと19㎜のソケットレンチで十分に代用可能です。もっと言うなら、足とか手で押さえながら外しても問題ないレベル。スプリングがへたっているせいもあるかもしれませんが、そこまで強力なバネではありません。
(STRAIGHT/ストレート) クラッチナットレンチ 34×41(mm) 19-696
あと、クラッチ部分のナットは34㎜です!!自分は間違えて違うサイズのものを買ってしまい結局買いなおす羽目に!!サイズはちゃんと見ましょう。
そんなこんなで無事?交換終了。
プーリーフェイス、クラッチハウジング、クラッチ、センタースプリングは元の物をそのまま使用するのでぱっと見の外観はほぼ変わらないんですよね。
あとは慣らし運転(説明書によると2~30キロ)をして最高速テストをしたいと思います!
ちょっと乗った感じだと、付属のウエイトローラーが純正よりかなり軽めなので中々やかましいエンジンになるイメージ。
ですが今まで発進や変速の時に感じていた変な振動が無くなりました。やはりガタがきていたんだなあという印象。
慣らし後の感想は後程追記したいと思います。