ズーマーECUレス化計画②~CDI編~
今回はCDIです。
純正ではリミッターがあったりとやっかいなCDIですがこれを社外のものにすることで
リミッターの解除と整備性の向上を目指します。
使用したのはこちら
直流 4ピン レーシング CDI 4芯 簡易配線説明あり 中華 ATV モンキー
4ピンのDC-CDIです。
ズーマーはカブ系のエンジンとは違い、点火用のエキサイタコイルがありません。
なので点火の電力をバッテリーからとってあげる必要があります。そんな時便利なのがDC-CDIです。
配線はいたって簡単です。
これだけ。
イグニッションコイルの配線はコイルから2本出ていますが、黒/黄の方から取ります。
ピックアップはどこでもいいので青/黄の配線をもってきて繋ぎます。
そして完成が上の写真です。
配線の色とかは気にしないでください。
そして無事にエンジンもかかりました。
スピードは特に速くなったとは感じませんが、これでリミッターもなくなります。
ですが一応中華CDI、いつ壊れるか分かりませんので買う時には二つ買っておいていつでも交換できるようにはしましょう。
AF58ズーマーECUレス化計画①~ジェネレータ~
ズーマーのECUは壊れやすいと評判です。
それでいて燃料ポンプ、セルとジェネレータ、点火などほとんどの機能をECUに依存しているためどれか一つが壊れただけでECUの交換となってしまい煩わしいことこの上ありません。
そこでどうにかズーマーのECUを使わずにズーマーを完成させられないかと思いまずはジェネレータ、つまり発電機構からはじめます。
はい!いきなりですが上の物が完成図です。
ズーマーは三相交流発電機で電力を得ています。なので単純にその配線を三相用のレギュレータに繋げてあげるだけです。
ECUの下に生えてる図太い線がありますが、それが三相交流発電機へと繋がる配線です。
具体的には赤/白、赤/青、赤/黄の三本です。
これを三相用のレギュレータの黄色線3本に繋ぎます。(PLにはU,V,Wの記載がありますが発電だけを考えればどこに繋いでもかまいません。
そしてレギュレータの赤をバッテリ、緑をアースに繋げるだけ。
これで発電は問題ありません。自分の場合アイドリングで11vくらい発電してくれていました。
それと、ECUを外すときに自分が見落とした部分ですが、ズーマーの配線は基本的に緑/黒がアース用の配線になっています。
これはECUがあってはじめてアースになるので、緑/黒をマイナスに繋いでおくことを忘れないようにしましょう。自分はこれで随分悩みました。
で!ズーマーにレギュレータが付いたわけですが。ここで問題点が一つ。
ズーマーはACGモータという部品がジェネレータとセルモータの役割を果たしています。今の段階だとセルが使えなくなってしまうのです。
キックでエンジンはかかるにはかかるのですが、どうも不便。しかしどうすればセルが回ってくれるのかよくわかりません。三相交流をバッテリの12Vから作れば素直に回るのか?だとしてもそのための回路をどうすればいいか……。
電気に詳しい方、コメントいただければ幸いです。。。
ズーマー ブレーキライニングシャフトの固着と進捗等々
塗装やらなんやらやるべきことは沢山あるズーマー。とりあえずホイール外して錆び落とし&塗装はしたのですが、取り付けしようとした際に問題発覚
ブレーキのシャフト(ライニングシャフトと言うらしい)が抜けない……動くことは動くのですが、並大抵の力じゃ抜けません。パイプレンチで固定して思いっきり足で押せばなんとか動く程度。
裏から叩こうにも隙間はほとんどありません。
仕方ないので556をかけてひたすら動かしまくる!しかし全然軽くなる気配もなし。
タガネで間に衝撃を加えてやるも全く緩む気配もない。とりあえず556の浸透する時間を作ろうと思い1日放置しましたが、やはり同じ。
どうしよ~~こんなとこで積まさせるのはきつい!でもどうすれば……あっこんなときに確かアレがいいと聞いたことがある。
ラスペネです。要は556の強化版らしい。
ネジ回し特化ののケミカルです。
こいつをかけまくり!再度レンチでこねくりまわす!!
WAKO'S(ワコーズ) ラスペネ・ミニ 180ml A123
とれました!!!
すごい…やっぱりケミカルの力はすごい。
こうしてみるとあまり錆びていない感じもしますが、これがガッツリ噛みこんでたんだろうなあ。
叩きまくったのでガビガビです。それにしてもエンジンが汚い。
あとは錆を落とし、グリスアップして組み込み。さっきまでが嘘のようにスルッスル動きます。
塗装したホイールとマフラーを取り付け、だいぶ形になってきました。
次はエンジンかけるぞ
ズーマー リアホイール固着取り外し
どこから手につけていいか分からないズーマーですが、
とりあえずタイヤ交換でもしようと思いマフラーを外す。そしてホイールを止めているナットを外すのですが
秘密兵器!めっちゃ長いレンチ!これで外れなかったら諦めるしかありません。
ホイールを適当なタイヤレバーで固定して、回す!!
もげた……12.1mmのソケットレンチを9.5mmに変換するためのアダプターなのですが、力をかけすぎてニュルっともげました。
これ、もげるんか……
しかしここでは終われない!556をナットにかけまくり、一晩おいて新しいアダプターを購入、再挑戦です。
回った!!!
よかった…ここで失敗したらさすがにきつい。
で、ここからホイールを抜くのですが、これも固くて無理!!ブレーキ固着してがタイヤと一体化してます。どうしよ、
あっそういえばあれがあったな…
ということでギアプーラーでホイールを引きずり出します。バキバキ言いながら無事外れました。
(画像は撮り忘れました)
とりあえずここまで。次はタイヤの錆び落としと塗装か……?
ズーマーがやってきました
要らないバイクがある、ということで会社の上司からいただきました。
ズーマーといえば人気車種!やった~と思いながら現車を引き取るとなかなかすごい
ぱっと見、欠品は少なそうな印象。
だけどあちらこちら錆だらけです…!!!
ホイール、どうにかなるか?これ
一番深刻なのはガソリンタンク、蓋を開ける前からあのくさったガソリン臭が漂ってきます。内と外の錆を落とせばどうにか使えるか…??
クランクケースもアルミの白錆びがすごい。
あらゆるケーブルも固着してます。
フロントフォークも真茶色です。錆との戦いが待っている!!!
さてこれをどこまで仕上げるか、錆を全部落として塗装するのもアリだし、とりあえずエンジンさえかかればOKってのも考えられる。
なにはともあれ、長い戦いになりそうです。
CD502st化計画 ‐CDR50‐
CD50にNSR50のエンジンを載せたい!ということで少しずつ作ってきましたがようやく走れる形になったのでここでまとめます。
全体像。純正だとスカスカして頼りないエンジン周辺ですが、載せ替えたことで多少ぎっしり感が出ていい感じです。
載せ替えに伴い純正ステップが付かなくなるのでバックステップ化。KEPSPEEDのカブ用バックステップキットを流用しています。
さらにサイドスタンド、メインスタンドも純正不可なのでカブ用パワーサイドスタンドを使用。しかしそのままではバックステップに干渉するのでスイングアームに穴を空けてサイドスタンドを固定しています。詳しくは前の記事参照。
エンジン部。キャブの吸気口とフレームの距離が近いためパワーフィルターが入れられません。(90度のエルボーなら入る?)直キャブも地味なのでファンネルを入れてありますがまあ爆音です。
ラジエーター周辺。フロントフォークが縮むとラジエーターがフェンダーに干渉します。衝撃緩和のため厚手の両面テープを貼ってますがここが一番悩みどころ。角度も曲がってるしあまり綺麗とは言えません。
フェンダーはそのままだとチャンバーに干渉するので一部カットしてあります。
チャンバー部分。チャンバーの選定も中々悩みどころです。一度買って付きませんでした、ってもの嫌だったのでフレーム下部に干渉しなさそうなチャンバーをネットで探して購入。付け根のフランジ部分も固定式ではないものを購入しました。それによりチャンバーを少し外側に逃がして取り付けてあります。バックステップとのクリアランスは数㎜足らず。
ファンネルを合わせておおまかにセッティング出しましたが50㏄でSJ40MJ102JN最薄で適正かなという感じです。でもファンネルにチャンバーも入れてるのにこのセッティングじゃ薄い気もします。でもこれ以上濃くするとかぶる。乗りながら調整していくしかないですね。
エンジンマウント周り。上は5㎜厚の鋼板をカットと穴あけして固定。下は3㎜のUボルトプレートで固定してあります。ボルトの中空になった部分には長ナットスペーサーで間を止めてあります。まだ10キロくらいしか走っていませんが、特にマウントがずれたりするようなことはありません。
バックステップ化によりリアブレーキが全くもって効かなくなりました。怖いのでシューはデイトナのPROシュー。ブレーキアームはプレスカブのものを流用してロング化。これでも純正より止まりませんがなんとか止まるようにはなりました。
・今後
とりあえず時速80キロ目指す
→現在最高速60くらい。混合化しているのでオイルが濃くてスピードが出ないのか、またまた部品の消耗でスピードがでないのか分かりませんがもう少し走れるようにしたいものです。
水温警告灯の自作
→水温センサは付けたのですが警告灯が無い。ないものは自作したい主義なのでトランジスタとLEDで簡単な警告灯くらいは作ってみたいです。そのうち記事にする予定。
リザーブタンク取り付け。
→ラジエーターを付けたはいいのですがリザーブタンクがありません。適当なペットボトルにホースをつなぐだけでも良いらしいのでそのうち付けます。
VT250スパーダ オイルフィルター交換
全開のオイル交換から5000キロ近く走ったので前回交換しなかったフィルターも交換します。
車体下から見た写真。奥のボルトがオイルドレン。手前のUFOみたいなものについているのがオイルフィルターのボルトです。
まずドレンから普通にオイルを抜きます。
サイズは17㎜のレンチ。ワッシャーはM12でした。
ダークホース 汎用 アルミ ドレンパッキン 10枚組 M12×外径20mm×厚み2.0mm オイル シーリングワッシャー T1241
オイルを抜き、終わった所でドレンをまた締めます。
次はフィルター交換。
12㎜のレンチで外せます。
外すとオイルがドバドバ出てきますので幅が広めの処理BOXがあったほうがいいかも。
フィルターもそこまで傷んでる感じではないですね。
純正のフィルターと交換します。
ゴムのパッキンも同時についてくるので安心。前のパッキンはおそらくつぶれているのでマイナスドライバーなんかでこじらないと取りにくいと思います。
念のため新しいパッキンにはオイルを薄く塗ってあげます。
交換するオイルはスズキのエクスター。モノタロウで安かったので買いました。ホンダの純正オイルはデザインが変わってから値下げがあまりされてなくて残念です。
交換し終えたところでパッキンが一つ余ることに気づく。四角いパッキン。
あれ??何に使うんだこれ。
パーツリストを見ても当てはまりそうなものはなし。
まあ純正部品はほかの車種と品番を共通にしてるものがあるので、ほかの車種に取り付ける際に必要なパッキンも同時についてくるってことなんだろうと思います。
前にXL200のキャブパッキンを買った時もほかの車種に使う用の余分なパッキンがついてきたし。ただしその時は適合の紙がついてきたんだけどなあ。
そんなこんなでオイル交換おしまい!特に交換前と変わった感じはしませんがフィルターも交換して気分はいいですね!24300キロです。次は30000キロで交換かな~~。